観葉植物
与太郎の妄想独り言

2017-10

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お疲れさま

日本時間6月13日午後10時51分頃。
小惑星探査機「はやぶさ」が無事地球に帰還しました。
新聞各紙では一面トップ記事を飾っていました。
TVニュースなどで、大気圏へ再突入して燃え尽きる姿を見た方も多いでしょう。
切り離したリエントリカプセルも、ヒートシールドともども発見されました。
カプセルは一足先に回収され、ヒートシールドも明日には回収される予定だとか。
「はやぶさ」は最後まで、たくさんの物を残してくれました。
目に見える物だけではなく、目に見えない物も。
昨夜は南の空に向かって言った言葉ですが、改めてもう一度。

「おかえり。7年間本当にお疲れ様。そして、ありがとう。」

いままで何度かに渡って書いてきた「はやぶさ」関連記事。
実はこれで終わりではありません。
「はやぶさ」関連としては一応の〆にはなりますが、宇宙開発関連としてはここが始まりです。
探査機としての「はやぶさ」の仕事は確かに終了しました。
しかし立証・確立した技術の成長と発展は、ここから始まるんです。
相変わらずの長文になりましたので、本文は格納しておきました。
ぜひ見て行って下さい。

「はやぶさ」の帰還は、次のステップへのスタートラインなんです。






各メディアで華々しく取りざたされている「はやぶさ」の帰還。
今後は週刊誌を始めとする各雑誌類でも取りあげられたりもするでしょう。
所謂お祭り騒ぎの様なものです。
それが怖いんです。
確かに今だけは、本当にたくさんの人たちに注目されています。
そのせいで「無事に帰って来れてよかったね」と手打ちにされては困るんです。
これで終わったと思った瞬間から、技術の霧散・消失は始まってしまうんです。
「はやぶさ」の帰還は、イベントではありません。
将来に繋がる技術を手に入れて、次のステップへ進むための足掛かりです。

以前の記事で少し書きましたが、日本には資源がありません。
特に燃料資源ともなれば、他国に頼らなければどうにもなりません。
リサイクルが可能と言われている原子力でさえ、国内では賄い切れていません。
まして原子力は安全性の面で、大きな問題を抱えています。
いつまでも頼り続けるのはリスクが大き過ぎます。
次世代資源として太陽光や風力等がありますが、コストや効率面で課題が山積みの状態です。
化石燃料は枯渇に向けてのカウントダウンが始まっています。
次の資源を見つける事は、地球規模での急務になるのは必至です。
それは宇宙にしかありません。
そのために必要な技術の足掛かりを、日本は世界に先んじて手にしました。
それが「はやぶさ」の帰還です。
超長距離航法に絶大な威力を発揮する、実用高性能イオンエンジン。
自立航法に依る惑星間往復航行及び、サンプル回収。
各種トラブルへの対処・リカバリーノウハウ。
7年間にも及ぶ「はやぶさ」の旅が遺した物は、ここから発展・成長させる為の礎です。
帰って来たからこそ、次の技術に向けて続けなければ何の意味もありません。
これで終わらせてしまっては、大気圏で燃え尽きた「はやぶさ」は犬死になってしまいます。

現在、より低燃費なソーラーセイル技術をまさに今「イカロス」が実証している真っ最中。
ソーラーセイル自体も、「イトカワ」上空でトラブルに見舞われた「はやぶさ」が実証済み。
「イカロス」は最初の難関、帆の展開・展張を成功させました。
帆に貼られた薄膜太陽電池での発電試験も無事に終了しました。
「イカロス」はソーラーセイルのみでの航法実証を前に、姿勢制御に余念がありません。
この時間を利用して、「イカロス」は帆を張った自らの姿を撮影しています。
搭載した2機の分離式カメラを順番に切り離し、撮影した画像を本体で中継して地球に送っています。
この中継技術は「イトカワ」で「はやぶさ」が分離した「ミネルバ」の技術が使われています。
この撮影が成功したら、これも世界初です。
今まで地球から飛び立った無人探査機が、自らの姿を撮影した事は一度もなかったのですから。
今はただ自らの姿を撮影するだけの技術かもしれません。
しかしこれも将来、どんな技術に応用される事になるか分かりません。
新しい技術は、どんな事にも使える可能性を持っている物です。
無駄の一言で斬り捨てるなど、言語道断です。
今の日本に財政的な余裕などない事は百も承知です。
だからこそ、本当の意味で日本の行く末に危機感を持っているからこそ。
技術開発は縮小するべきではないんです。

JAXAでは次なる小惑星探査機「はやぶさ2」の開発計画が立ち上がっています。
ところが事業仕分けの煽りを喰らって、探査機本体の製造が出来ないでいます。
予算が足りないんです。
計画では2014?15年に打ち上げる計画です。
そのための探査機は、今から製造に着手しなければ間に合わないそうです。
この打ち上げ機会を逃すと、次の打ち上げにはタイミング的に10年以上の間が開くそうです。
タイムリミットはもう目の前に迫っています。
ここで次に繋げられなければ、「はやぶさ」の7年間の苦労が無駄に終わってしまいます。
ここで次に繋げられなければ、また日本は世界に後れを取ってしまう事でしょう。
せっかく手にした世界初の、世界一の技術も。
10年もあれば力のある国があっという間に追い越してしまうでしょう。
そうなってしまってからでは遅いんです。
このまま最先端を行かなければ、「技術立国として日本」なんて砂上の楼閣以下になってしまいます。
そのためには今しかありません。
今が踏ん張りどころなんです。
ここで将来に繋げられなければ、日本には豊かな未来はしばらくやって来ないでしょう。
技術は成長・発展させる為に、何が何でも続けて行かなければいけないんです。
立ち止まってはだめなんです。
二番目では意味がないんです。

事業仕分けはすぐさま、そのありようを変更すべきです。
技術開発関連を、たかが10分程度のプレゼンで理解できる訳がないんです。
最初から斬り捨てる事が前提などと、あまりにも内容が一方的すぎます
目の前の数字を斬り捨てる事が、日本の将来を喰い荒している事に目を向けるべきです。
まして科学技術関連は長期ビジョンで見なければ、何の意味もない事が何故理解できないのか。
仕分け人はプレゼンを前に、仕分け対象についてもっと勉強すべきです。
素人がいたずらに口を挟むべきではないんです。
次の世代のために何を残してやれるのか。
将来の日本のため、本当に見直すべきはどこなのか。
本当にこの国の事を思うなら、もう一度考えてほしいんです。

親として、子供達に希望を持てない未来なんて残したくはありません。
夢の持てない未来なんて残したくありません。
そのためにできる事を、俺はやって行きたいと思います。
とりあえずは大好きな宇宙開発関連で、子供達に分かりやすく伝えて行く事。
今の技術は続けて行くことで、必ず将来に繋がって行く事だと。
職場で若い世代に、雑談混じりに興味を持ってもらう事。
働き盛りの頃に、日本が世界と肩を並べる事が出来るかどうかは、今に掛っている事を。

「はやぶさ」の最後を見て、強く思いました。
「はやぶさ」の最後の輝きは、未来の日本への道標にしなければいけないと。
そのために、俺はこれからも宇宙技術関連の記事を書き続けて行こうと思います。
もちろん頻度は今までよりは格段に落ちます。
それでも今の俺の出来る事はそれだけだから。
まだ間に合うなら、諦めません。
「はやぶさ」がその身を呈して教えてくれましたから。

諦めなければ道は開ける、と。

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● COMMENT FORM ●

>>よたさん
一旦おつかれさまでしたと言わせてください。
はやぶさ関連で色々と考え直すきっかけをくれたことを感謝します。

長文で答えようにもなんだか書くべき事柄の範囲が広すぎて、
結局上手くまとまりませんw

Re: タイトルなし

>>Tomさん
こちらこそ、お付き合いありがとうございます。
「はやぶさ」関連記事は、自分自身にとっても考え直す機会になって、色々な意味で勉強になりました。

Tomさんのブログの記事が、俺にとって最高の答えでした。
あの記事を上げてもらっただけでも、「はやぶさ」を取りあげて良かったと心から思えました。
次は8月に打ち上げが予定されている準天頂衛星初号機「みちびき」と、地球周回衛星をいくつか紹介できたらいいなと思ってます。
これからも折にふれては続けて行きたい事柄なので、今後もよろしくですw


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