観葉植物
与太郎の妄想独り言

2017-09

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帰るべき場所 ?「はやぶさ」番外2・もう一度原点へ

2009年6月11日、午前3時25分10秒。
月周回衛星SELENE・通称「かぐや」の月面へ制御落下が実施されました。
2007年9月14日10時31分01秒の打ち上げからおおよそ1年9ヶ月。
アポロ計画以来となる月探査プロジェクトは、大成功の内に終了するに至りました。
中でも一番有名なのが、ハイビジョンカメラで撮影された満地球の出と入りでしょうか。
月面の高画質撮影以上のインパクトがあった事を、今でも覚えています。
もちろんそれだけではなく、14種類に及ぶ観測機器で様々な観測も行われています。
そしてすべての仕事を終えた「かぐや」は、その名にふさわしく月へ帰って行きました。

ミリタリーP:【第4回MMD杯本選】Return to THE Moon


「はやぶさ」番外2と題しての今回、少々謝っておきたい事があります。
もちろん「はやぶさ」の話題も語りますが、メインは自分語りになります。
大した事では無いのかも知れませんが、やはりけじめとしておきたいと思ったので。
気になった方は、格納先までどうぞ。





自分の無知さ・浅学さに、腹が立つより呆れてしまいます。






先に「はやぶさ」の現状を少し。
先日6月9日午後3時、最終軌道修正TCM-4を正常に終了しました。
「はやぶさ」の地球帰還は、前回のTCM-3で既に確定していました。
この時点で「はやぶさ」は、惑星間往復をした世界初の無人探査機になりました。
今回の軌道修正は、リエントリカプセル落下位置の精密調整が目的です。
13日に予定通りにカプセルを放出出来れば、回収予定地点近傍に落着することになります。
カプセルの中に「イトカワ」の欠片が入っていれば、これも世界初の偉業となります。
それが判明するのは、まだまだ先の話。
カプセルを日本に持ち帰って、様々なチェックを済ませてからの開封となります。
少なくともカプセルの中には、「はやぶさ」に関わった全ての人の想い。
そして「はやぶさ」の魂が詰まっているでしょう。
さて、最終誘導が終了したことで世界一となった物がもう一つ。
主推進機・イオンエンジン「μ10」の累積稼働時間がそれです。
7年にも及ぶ長旅の中、稼働時間は四万時間を越えたそうです。
TCM-4の終了に伴って、イオンエンジンもその役割を終了しました。
様々なトラブルに見舞われ、想定をはるかに超えた運用にも耐えて活躍してくれました。
これはシステムとしての意味合い以上に、世界一のエンジンだと思います。
ちょっと早いけど、「はやぶさ」の旅を支えてくれた「μ10」に。
「7年間お疲れさまでした、ありがとう。」

一年前、「かぐや」が制御落下を終えて全ての役目を終えた事は、各ニュースで知っていました。
当日は休みで、出先で見たテレビでニュースになっていたのを覚えています。
しかし当時は、特に何も感じていませんでした。
既に「はやぶさ」や「のぞみ」を知っていた事が、かえって「かぐや」への偏見になっていました。
恥ずかしながら「たかが月周回程度でちやほやされて」、なんて思ってました。
何も知らないと言うのは、こんなにも馬鹿な考えに至る物かと情けなくなるのですが。
「かぐや」も実は不遇の時代を過ごしてきた、「日本の衛星」だったんですよ。
SELENEと言う名の月探査計画が生まれたのは1996年の事。
その後2000年に立て続いた各種の失敗が、月探査計画そのものに影を落とします。
更にはH-?ロケットの打ち上げ失敗に依る運用凍結がダメ押しとなりました。
探査機の開発は進んでも、何時まで経っても月への距離は縮まらない日々が続いていました。
しかし2004年、アメリカが新たに有人月探査構想をブチ上げた事で、流れが大きく変わります。
世界中が月探査に乗り出してきました。
元々開発が進んでいたSELENEプロジェクトが、一躍脚光を浴びる事になったんです。
「かぐや」は時代の流れに乗れなければ、そのまま忘れ去られていたかもしれなかったんです。
その理由はお約束と言っても過言ではない、国内の「無知・無理解」のせいで。
2007?2009年当時、日本以外でも月探査衛星は打ち上げられていました。
大きな計画として注目されていたのは「中国」と「インド」でした。
しかし「かぐや」が送って来た月からの映像は、どんな探査結果よりも大きな評価を得たんです。
結果として世界中の目を驚かせた「ハイビジョン」撮影された各映像。
これも最初から計画されていたモノではありませんでした。
途中で行われた計画変更に伴ってできた余裕に、便乗する形で加えられたものです。
この事が「かぐや」の評価を、一般にも分かりやすい形で上げる事になったんです。
カメラの搭載が決定したのは20072000年の夏ごろの事。
当時としては大英断だったと思いますが、何が幸いするか分からないものです。
誰の目にも分かりやすい「映像」があったおかげで、「かぐや」は一躍有名になりました。
それでも「かぐや」の遺した成果が正当に評価されている訳ではないのも、また事実でして。
やはり技術の開発には、巨大な敵が敢然と立ちふさがっているようです。

「無知」と「無理解」です。

今回の「かぐや」の話。
これはほとんどが「現代萌衛星図鑑」からの引用です。
正直に言えば「かぐや」の事は、何も知らなかったと言って過言ではありませんでした。
しかし「現代萌衛星図鑑」を買って、その内容に圧倒されました。
自分がいかに何も知らないのか。
自分の知識がいかに適当で曖昧なものなのか。
それを思い知らされました。
「かぐや」に対して偏見を持っていた自分が、情けなくなりました。
それ以来ネットや本で、時間の許す限り勉強をするようにしてきました。
今まで書いてきた「はやぶさ」関連の記事も、間違った事は書かないように気を付けてきました。
しかし、大元の知識がやはり乏しいようです。
大きな間違いを書いていました。
一つは「イカロス」の紹介。
「イオンエンジンを乗せたハイブリッド航法機」と紹介していました。
正確には「将来のハイブリッド航法技術を確立するための実証機」でした。
「イカロス」にはイオンエンジンは搭載されていません。
それどころか主推進機は積んでいないんです。
姿勢制御スラスタは付いていますが、航法は「ソーラーセイル」のみでした。
そしてもう一つ。
「はやぶさ」の帰還軌道について。
リエントリカプセルの切り離しに際して、一旦地球周回軌道に乗るように書いていました。
実際には直接地球に再突入してきます。
リエントリカプセルは再突入直前に「はやぶさ」本体から切り離されるそうです。
「はやぶさ」自身も、カプセルを追いかけるように直接地球に再突入してくるそうです。
どちらの記事も何度も確認したつもりでしたが、やはり情報を間違って覚えていたようです。
関係者の皆様には適当な記事を書いてしまった事を、心からお詫び申し上げます。
まぁこんなブログ、見ているとも思えませんけど。
間違った記事については、訂正せずに晒しておきます。
自分自身への戒めの意味を込めて。
細かく見て行けば、きっと他にも間違いはあると思います。
もし見つけた方が居ましたら、ぜひコメントを残してもらえるとありがたいです。
もちろんお怒りの言葉で構いません。
真摯に受け止めさせていただきます。

好きなだけでは、やはりダメだと思うんです。
まして「はやぶさ」関連は、少しでも技術開発の現状を知ってほしい。
一人でも多くの人に、その必要性を理解して欲しいと言う思いで書いてきました。
それなのに間違った内容を書いているようでは、まだまだ勉強が足りないようです。
とは言え所詮は素人の妄言に過ぎない事もまた事実。
今後もこんな感じで、間違っては謝ってを繰り返す事になるんじゃないかとは思います。
それでもやめられそうにありません。
ただ好きなだけの素人の独り言ですが、少しでも興味を持ってもらえるように努力していきます。
ただ黙っているなんて出来ません。
「はやぶさ」が帰って来るのは、ただのデモンストレーションではありません。
「かぐや」のハイビジョン映像は、ただのエンターテイメントではありません。
将来必ず必要になる技術のための、実証と確立のためです。
目の前の今ではなく、その先に続くこれからのためです。
それを知ってもらうためにも、俺ももっと勉強します。
今やっている事の意味を知ってもらえる記事を書くために。
それを解りやすく、興味を持ってもらえるような記事を書くために。
何よりも好きだからこそ知りたいと思った自分自身のために。
そこが全ての原点でしたから。

「無知」は卒業したつもりです。
次は「浅学」と言われないように。

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